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第9回設計打ち合わせ 設計段階で全てのエアコンの位置を決めておかないと困る理由・24時間換気など

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設計打ち合わせで、各部屋の大きさや配置、窓の種類や配置などを決めて行き、4LDKなどですと、とりあえずリビングのエアコンやソファや家具などの配置を決めたりして、でも子供部屋や寝室などのエアコンは後回しでいいかな〜なんて思うのですが、勉強机や、ベッドの配置は、なんとかなるとして、エアコンの位置は決めておいた方がいいです。

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エアコンの設置位置を決めておかないと困る理由

その1、室外機の置き場所に困ることがある

g2さんによる写真ACからの写真

エアコンを設置する場合、ただ壁に取り付けるだけでは無く、壁に穴を開けて、配管を通して、外に室外機を設置するため、室外機を設置する場所まで想定しないと、2階の場合、室外機をベランダに置くようになったり(ベランダが狭くなる・室外機に乗って子供がベランダから落下する危険などが増えるなど)、または屋根の上に置くようになったりする場合があります(振動などで困ります)。配管を伸ばして1階に置くなどが理想ですが、その1階に置く場所も家の裏手に回れば比較的気になりませんが、その場所が駐車場だったりすると、駐車場が狭くなります。

その2、穴あけの際に筋交いなどを傷付けられる可能性がある

壁の中には柱があって石膏ボードがあって、壁紙(クロス)がありますが、耐震補強のために、筋交いなどの柱と柱を斜めに支える支柱が入っている場合があります。筋交いがあると、耐震強度を高める耐力壁になり、斜めに1本入っている(片筋交い)と=2倍、2本クロスしている(たすきがけ)は=3倍の強度になります。(※住宅情報館のスーパーパネルという、更に上位の耐力壁は、この数値が5倍になり、家全体のバランスを見て、何箇所かの壁に設置されます)。

エアコンを設置する業者は電気のプロですが建築のプロではないので、エアコンに最適な場所に穴を開けようとして、傷つけてしまうことがあるようなので、その場合は予め図面などを見せて説明してからやって貰ったほうがいいです。逆に言うと、設計段階でエアコンの位置を決めておくと、設計士の先生が、その箇所には筋交いなどのパーツを避けてくれます。

その3、24時間換気の吸気口と干渉する可能性がある

24時間換気システムは、2003年7月1日より建築基準法で義務付けられており、住宅情報館のQUAD Vの場合も、各居室に24時間換気対応の吸気口をつけて、そこから家全体に空気を入れ込み、トイレなどに24時間換気の排気ファンを設置する事で、空気の流れを作り強制的に空気を入れ替えて行きます。

そして、その吸気口の設置される位置ですが、何も要望がない場合は、空気を入れ替えると言う意味で、部屋のドアから一番遠い壁のあたりになり、天井高2400mmの場合、2200mmの位置の高さに設置になります。

この高さがあれば、あとで壁に家具などを置く場合でも、その高さまでのものは、なかなか設置するとは考えづらく問題ありませんが、エアコンをその壁あたりに設置しようとすると、思いっきり干渉します。エアコンを設置する場合、主に天井に近い位置に設置すると思いますが、だいたいエアコン本体の高さが30cmくらいあります。スリムなタイプでも24cmぐらいあるので、天井から20cmの位置に24時間換気の吸気口があると設置出来なくなりますので注意が必要です。設計段階から、エアコンを今すぐに付けなくても、エアコンはこの位置で、24時間換気の吸気口はこの位置という感じに決めておいたほうが安心です。

似たような話で、窓と干渉するというのもありますが、基本的に天井の高さが2400mmで、窓の高さは窓の上の部分を2000mmに合わせることが多いので、400mmあれば、6畳ぐらいのタイプのエアコンであれば干渉しないと思います。ただし、大型のエアコンを設置する場合や、そもそも窓の高さを意図的に上げて設計した場合などは、400mmより狭くなるので、エアコンと干渉してくる可能性が出てきますので注意が必要です。

その4、エアコン専用コンセント

住宅情報館のQUAD Vでは、4.5畳以上を「居室」、2畳以上4.5畳未満を「家事室・納戸・書斎」と区分けされていて、標準で付くコンセントの数が異なります。

4.5畳以上を居室

2口のコンセントが1つテレビの線と2口のコンセントが合体したものが1つ(テレビコンセント)「エアコン用のコンセント」が1つ

2畳以上4.5畳未満の部屋

主に「家事室・書斎・納戸」と表記され、標準で付く普通のコンセントは、一切ありません。もちろんエアコン用のコンセントも付きません。

という感じで、4.5畳以上あれば、エアコン用のコンセントが付くので、設計段階でエアコンの場所を聞かれますが、2畳以上4.5畳未満の部屋の場合は聞かれないので、つける予定が少しでもあるなら、設計段階で決めておいたほうがいいです。エアコン用のコンセントは、普段使う下の方にあるコンセントとは違い、専用回線と言って、分電盤から直接エアコン専用に引き込みます。エアコン自体の使う電力が高いため、他の家電製品とミックスすると、ブレーカーが落ちてしまうのを防ぐためです。エアコンを設置しようとすると、エアコン用のコンセントが必要ですが、だいたい15000円くらいかかります。追加する場合は、設計段階であらかじめ決めておいて、インテリア打ち合わせで追加の料金に組み込まれる感じです。またはエアコンを電気屋さんで買う時など、追加でコンセントをお願いしても15000円ぐらいかかります。このコンセントの位置などもある程度決めておくと、見た目が良くなかったりするので、設計段階で決めておくのをおすすめします。

エアコン用のコンセントの位置は天井がおすすめ

標準ではエアコンのやや下あたりにコンセントが来ます。

エアコン用のコンセントの位置ですが、何も希望しないと、住宅情報館では天井高2400mmの場合、そこから500mm下の1900mmの位置につけるそうです。これはコンセントの中心の場所が1900mmという場所です。主にエアコンの下にコンセントが来るというのを想定しているそうです。

アパートのエアコンは天井に専用のコンセントがあるので、見た目すっきり

ただ、私たちが住んでいるアパートを見ると天井にコンセントがあって、ぱっと見エアコンのコンセントがどこにあるのかな?って感じで見えなくて、スッキリしているので、それも可能か聞いてみると、対応可能との事で、すべてのエアコン用のコンセントを天井にして貰いました。設計士の先生が言うには、旅行などで少し家をあける際に簡単にコンセントを抜いて待機電力を0にして節電できたりという話もございましたが、それよりも見た目を重視してみました。それと、エアコン用のコンセントはだいたい専用回路でブレーカーに行っていると思うので、ブレーカーの番号を確認しておけば、長期間家をあける際なども、そのブレーカーを落としておけばいいかなという感じもしたり。

キラメイジャー

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